最近、美容と健康のために注目されている「白湯」。
なんだか味気ない…と思う方もいるかもしれませんが、白湯に秘められたパワー(笑)を知れば、今日から飲んでみたくなるはず。
今回は、白湯の作り方や飲むことで期待できる効果などについて紹介します。
白湯とは
「白湯(さゆ)」は、水を一度沸騰させて冷ましたものです。
(中華料理に同じ漢字で「白湯(パイタン)」がありますが、こちらは全くの別物です。)
白湯の作り方
・水道水を使う場合:10~15分程沸騰させてから冷まします。水道水にはカルキなどが入っているので、沸騰させて不純物を飛ばします。
・ミネラルウォーターなどを使う場合:ケトルや電子レンジで温めるだけでもOKです。
白湯で期待できる効果とメリット
消化促進・便秘解消
白湯を飲むと胃腸全体が温まり、消化促進に繋がります。また、老廃物の排泄がスムーズに行われるためお通じが良くなります。
消化する力が高まると、食べ物がしっかりとエネルギーに変換されるため、健康的な体に。
基礎代謝アップ
基礎代謝は内臓温度が1度上がることで、約10~12%上がるとされています。白湯を飲むと内臓が温まるため、基礎代謝がアップ。血の巡りも良くなるため、冷え性の改善・ダイエット効果も見込めるでしょう。
デトックス効果
身体が温まると血行やリンパの流れが良くなり、老廃物や余分な水分を排出してくれます。血液サラサラや、むくみ改善などデトックス効果が望めます。
美肌効果
体内の老廃物を排出することで腸内環境が整い、肌も美しくなると考えられています。
免疫力アップ
内臓温度が1度上昇すると、免疫力が約30%アップすると言われています。ウイルス感染細胞を攻撃する「NK細胞」は、体温が36.5度以上で活性化するため、風邪などにかかりにくく、花粉症などのアレルギー症状の改善が期待できます。
飲み方のポイント
白湯を飲むタイミングは、朝起きた時と夜寝る前の2回がおすすめです。
朝起きたら、50度くらいの白湯をコップ一杯(200ml)飲むのが最も効果的。また、就寝の30分以上前に、コップ一杯飲むようにしましょう。この2回を日々のルーティンに取り入れてみてくださいね。
1日に飲む量は、700~800mlくらいを目安にしてください。
白湯を飲む生活を始めてみよう
白湯は飲むだけで美容と健康に関する様々な効果が期待できるので、ぜひ今日から飲み始めてみてはいかがでしょうか。
何事も適量が一番なので、くれぐれも飲み過ぎないようにしてくださいね。