長時間座っていると猫背や、ずっこけ座り(背もたれに寄り掛かって座面に浅く座る姿勢)など悪い姿勢になってしまう方も多いのではないでしょうか?
姿勢が悪いと身体のあちこちに悪影響がある上に、年齢以上に老け見えしてしまいます。逆に、姿勢が良い人は若々しく見えるもの。今回は、そんな姿勢が与える影響や猫背を治すルーティンについて紹介します。
悪い姿勢が与える影響
猫背など悪い姿勢になると、靭帯や筋肉がその変化に対応するために動きます。結果、筋肉のバランスが崩れ、とある筋肉は緊張し、とある筋肉は弱くなり、背中や肩、首の歪み、ほかの部位の怪我に繋がってしまうことも。
姿勢が悪いと、筋肉や関節に大きな負担がかかるほか、肩こり、腰痛、関節痛などに悩まされることもあるでしょう。
姿勢が悪くなる原因
姿勢が悪くなる原因は色々ありますが、足を組んで座る、片側ばかりに鞄を持つ、パソコン作業の際モニターの高さが合っていないなど。日常生活のちょっとしたことが積み重なって起こることがほとんどです。そして筋肉が弱くなったり、固くなったり、左右差が大きくなったり、正しい姿勢をキープすることが難しくなっていきます。
猫背を治す方法
日々の習慣によって猫背など悪い姿勢が定着してしまっている方は、治そうと思ってもそう簡単にはいきませんよね。無意識のうちに猫背になっているため、意識的に正しい姿勢を作る必要があります。
ストレッチ
まずは、猫背でガチガチの筋肉はストレッチで伸ばしましょう。固くなっている身体で筋トレをしたり、姿勢矯正ベルトを使用してもあまり効果は期待できないでしょう。
簡単なストレッチからスタートして筋肉を伸ばしていけば、骨格にも動きが出るので正しい姿勢をとってもあまりきつくなくなるはずです。
鏡でチェックする
姿見など大きな鏡で、自分の姿勢をまめに見ることからスタートしましょう。正しい姿勢をとっているとき、初めのうちは後ろの方に倒れているような違和感があるかもしれません。それは、これまで猫背で身体が前のめりになっていたせいです。正しい姿勢を身体的・視覚的に記憶すると、それが新しい標準になり、良い姿勢を長くキープできるようになるでしょう。
ストレッチと鏡のチェックは長時間やる必要はありません。1回1回は短い時間で構わないので、やるタイミングを決めて、毎日の暮らしの中でルーティン化してみてくださいね。
意識して正しい姿勢をとろう!
無理のない範囲で良い姿勢を心掛けることは、若々しい印象を与えるだけでなく、健康面でも良いことがあるでしょう。美容と健康のためにも、日頃から正しい姿勢を意識してみてくださいね。