冷え性の方は、寒い冬はもちろん、夏の冷房でも手足が冷えてしまうもの。
暑い夏ほど起こりやすい「夏の冷え」から身体を守るためには、身体を温める習慣付けが大切です。
今回は、身体を温めるホットルーティンや温めグッズを紹介します。
ホットルーティン
朝一で白湯を飲む
朝起きてすぐ白湯を飲むことで、胃腸の血流が良くなり、お腹の中からじんわりと身体が温まります。飲み過ぎると冷えに繋がることもあるので、1日700~800mlくらいまでを目安にしてください。
身体を温める食材を摂る
できるだけ身体を温めると言われている食材を摂るようにしましょう。
ショウガ、タマネギ、カボチャ、ニンニク、ニラ、カブ、納豆、チーズ、キムチ、味噌、玄米、蕎麦、全粒粉パン、牛肉、豚肉、鶏肉、赤身魚、マグロ、アジ、エビなど。献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
毎日の運動
毎日の運動をルーティンに取り入れることで、血行や代謝が良くなり、体温の上昇に繋がります。
・通勤時エスカレーターではなく階段を使う
・1駅分歩く
・ストレッチ
・30分ウォーキングする
・スクワットを30回
自分でできそうなものから取り組んでみてくださいね。
湯船につかる
冷えた身体を手早く温められるのが、お風呂です。少しぬるいと感じるくらいの湯船にゆっくりつかることで、じんわりと身体を温めることができます。
熱いお湯にサッと入るのは逆効果のため、ゆっくりと入れる温度のお湯にしてくださいね。
できるだけ湯船につかってほしいですが、どうしてもシャワーだけになってしまうという方は、リンパが集中している手首、足首、脇、足の付け根、足の裏をピンポイントで温めてみてください。
温めグッズを使う
内臓が冷えないよう、薄手の腹巻の着用がおすすめです。シルクなど肌にやさしく、締め付けの少ないもの、縫い目のないシームレスタイプなどを選ぶと、1日を快適に過ごせます。
また、速乾系インナーもおすすめです。汗で肌が濡れたまま、冷房で冷やされないようにしましょう。
ほかにもカーディガン、大判ストールなどを持っておくと、体温調節がしやすいです。
夏も身体を温めるルーティンを
昨今の猛暑では、1日中クーラーをつけっぱなしだったり、暑いからといってつい冷たい飲み物や食べ物を摂ってしまいがちです。そうすると内臓が冷え、体温が低くなると免疫力が低下し、風邪や感染症にかかりやすい体質になってしまう恐れが。
冷えが続くと血行や代謝が悪くなり、不調を起こしやすくなります。そんな「冷え」を防ぐため、身体を温める習慣をつけ、体温を上げていきましょう。