美白をキープ！日焼け止め（シーン別選び方編）

日焼け止めには様々なタイプがあり、SPFやPAも異なります。数値が高いものを使えば安心！と考えている方もいるかもしれません。日焼け止めは暮らしのシーンに合ったものを選ぶことが大切です。

SPFとPAについて

日焼け止めには、SPF・PAという紫外線対策の効果を表す数値が表示されています。日焼け止め製品を選ぶ際に大事な指標になるため、覚えておきましょう！

SPFは、シミの原因となる紫外線B波（UVB）を防ぐ指標です。

効果はSPF20などの数字で表され、数字が大きければ大きいほど紫外線B波をカットする効果が優れています。最大50＋と表示されます。

PAは、シワやたるみの原因となる紫外線A波（UVA）を防ぐ指標です。

効果はPA＋など＋で表され、＋が多いほど紫外線A波を防ぐ効果が優れています。最大＋＋＋＋と表示されます。

紫外線A波は波長が長く、より肌の奥深くまで届き、色々な影響を及ぼすと言われています。雲や窓ガラスも通り抜けてしまう特徴があるため、くもりの日や屋内でも紫外線A波を防ぐことが大切です。

買い物やちょっとした散歩など、日常の外出ではそこまで高いSPF・PAでなくてもOK。SPF10～20、PA＋～＋＋程度で十分だと言えるでしょう。

紫外線は窓を通り抜けて届いてしまうので、一日家で過ごす時も日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう。

屋外で軽く運動をしたり、レジャーを楽しむ際は、SPF20～40、PA＋＋～＋＋＋を塗るといいでしょう。汗をかいたりしたら、塗り直すようにしてくださいね。

夏の海や山、炎天下でのレジャーを楽しむ際は、紫外線カット効果が高い日焼け止めを選びましょう。SPF40～50＋、PA＋＋＋～＋＋＋＋程度で、ウォータープルーフタイプを選ぶのもおすすめです。スポーツ観戦やフェスなど、長時間屋外にいる場合も同程度の日焼け止めを使用してください。

紫外線カット効果の高い日焼け止めでも、汗で流れ落ちたり、タオルなどで汗を拭いた際に一緒に取れてしまうため、度々塗り直すことが大事です。海のレジャーでは特に落ちやすいため、泳いだ後は塗り直すようにしましょう。

SPF・PAが高ければ紫外線カット効果は高いですが、その分肌への負担も大きくなります。自分の生活スタイルに合わせて日焼け止めを選んで、上手に紫外線を防ぎましょう。