お肌の悩みは人それぞれ。色々お手入れしているけれど、なかなか調子が良くならない…という方は、もしかしたら肌タイプに合ったケアができていないのかもしれません。美容と健康のためにも、自分の肌タイプを知ることは大事です。
今回は、肌タイプについて紹介します。
肌タイプとは？
基本的にお肌は「普通肌」、「乾燥肌」、「脂性肌」、「混合肌」、「敏感肌」の5つに分けられます。それぞれの肌質は、「水分量」と「皮脂の分泌量」によって決まります。
普通肌
普通肌は、皮脂分泌量が適度で、水分量も十分にあるお肌です。ノーマルスキンともいいます。
お肌のキメが細かく整っていて、肌トラブルのない、理想的な肌タイプです。
顔全体のバランスを確かめながら、正しいスキンケアを継続していきましょう。
乾燥肌
乾燥肌は、水分量・皮脂量が共に少なく、ドライスキンとも呼ばれています。
特に頬や目の周り、口の周りがカサカサと乾燥しやすいです。肌表面がカサつく、メイクノリが悪い、洗顔後に肌がつっぱる方は、乾燥肌の可能性が高いです。
乾燥肌は肌の保護機能が弱くなっているため、紫外線や花粉、擦れが肌トラブルの原因になります。この保護機能を正常に保つには、しっかり保湿することが大事です。
脂性肌
脂性肌はオイリー肌とも言い、水分量・皮脂量共に多い状態です。メイクが崩れやすい、テカリやすい、吹き出物ができやすいなど、皮脂によるトラブルが多いことが特徴。
脂性肌の方はベタつきが気になるため、化粧水だけでケアを終了してしまう場合もあるようですが、乳液などでフタをしてあげないと肌内部の乾燥が進み、余計に皮脂が分泌されてしまうことも。
混合肌
混合肌は、部位ごとに状態が違うお肌のことで、インナードライとも呼ばれます。目や口の周りはカサカサしているのに、Tゾーンはテカっている…という場合は混合肌の可能性が高いです。
皮脂分泌量が多くなっている要因として、肌内部の水分量が少ないインナードライが考えられます。乳液などでフタをして水分を閉じ込め、お肌のバランスを整えましょう。
敏感肌
敏感肌は、アレルギーや肌トラブルにより不安定な状態になっているお肌のことをいいます。バリア機能が正常に働かず、乾燥しがちです。スキンケアやメイクの時に、ピリピリとした刺激やかゆみを感じることも。
その原因は、乾燥や間違ったスキンケアなどです。体質的な問題もあり難しいですが、ストレスや疲れを溜めないようにしましょう。
自分の肌タイプを知ってキレイを目指す
季節や体調によってお肌は揺らぎやすいため、自分のお肌の調子をよく観察することも大切です。
肌タイプを知り、美しく健康的な肌を目指して、自分に合ったスキンケアを行ってみてくださいね。
