ホームケアで虫歯予防!おすすめアイテムを紹介

歯ブラシ、糸ようじなどの歯を守るアイテム ルーティン

虫歯は一度なってしまうと自己治癒しないため、歯医者さんで治療してもらわないといけません。きちんと歯を磨いているはずなのに、虫歯になってしまう…という方もいるのでは。

今回は、ホームケアでの虫歯予防におすすめのアイテムを紹介します。

 

虫歯を防ぐおすすめアイテム

 

フッ素入り歯磨き粉

 

虫歯予防に有効な成分である「フッ素」が含まれている歯磨き粉を使うのがおすすめです。

フッ素の過剰摂取は中毒症状になる可能性がありますが、普通に使用する分には問題ありません。

しかし、子どもにはフッ化物濃度の制限があるため、年齢に合わせた商品を使うようにしてください。年齢別の推奨フッ素濃度と使用量は次の通りです。

 

・歯が生えてから~2歳まで:1000ppmFを米粒程度

・3~5歳まで:1000ppmFを5mm程度

・6歳~成人:1500ppmFを1.5~2cm程度

 

歯磨きの後は、少ない水(10~15mlほど)で1回ゆすいでください。多量の水で何度もゆすいでしまうと、せっかくのフッ素が洗い流されてしまうためです。さらに、フッ素を長く口内に留めるために、歯磨き後1~2時間は飲食を控えると効果的。

 

デンタルフロス・歯間ブラシ

 

歯ブラシだけでは歯全体の5~6割ほどしか歯垢を取り除けていないと言われています。

デンタルフロスは糸ようじとも呼ばれており、歯ブラシでは除去しきれない、歯と歯の間の汚れを落とすことが可能。歯間ブラシもフロスと同じく、歯と歯の間の汚れを落とすために使います。

まずはフロスを使い始めてみましょう。フロスは歯間ブラシが入る隙間がない…というような、歯間の狭い方にもおすすめ。逆に、歯の隙間が広いという人は歯間ブラシも併用してみてください。

フロスや歯間ブラシは、1日1回は使用するのが良いです。寝る前のルーティンとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

キシリトールガム

 

日頃の歯磨きやフロスなどのケアと、キシリトールガムを併せて使うことで、より高い虫歯予防効果が期待できるそう。ガムはあくまで口内ケアの補助であり、歯磨きの代用にはならないので注意してくださいね。

キシリトールは、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活性を弱める効果があるそう。また、ガムを噛むことで口腔内が中性化され、歯の再石灰化が促されます。

キシリトールは砂糖と違って、虫歯の原因である酸を生成しません。糖類0gで、最低でもキシリトール含有量50%以上の商品を選ぶようにしましょう。

ガムは、毎食後、歯を磨く前に5分以上噛むのがおすすめです。

 

虫歯予防アイテムを活用して、自分の歯で生きる

 

歯ブラシだけで虫歯を完全に防ぐことは難しいため、ホームケアではフッ素濃度の高い歯磨き粉や、フロス・歯間ブラシ、キシリトールガムなどを活用してみましょう。

また、数か月に1回、歯科医院で専門的なクリーニングを受けることで虫歯予防ができます。自分の大切な歯を守るためにも、時々のプロケア&毎日のホームケアを欠かさずに行ってみてください。

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